R. 3 ネットワークスペシャリスト試験 午後2問題"自分用"メモ

問1

giaddrフィールド

DDHCPサーバーは、HCPDISCOVERメッセージのgiaddrフィールドに入ったIPアドレスを見て、IPアドレスの要求元が属するサブネットを判断し、適切なIPアドレスを割り振る。

STPのブリッジプライオリティ

ブリッジプライオリティの最も小さなスイッチが、ルートスイッチになる。

DNSフォワーダ

名前解決要求の転送を行う。

問2

ループバックインターフェース

物理的な実態がないインターフェース。物理インターフェースが全てダウンした時使えなくなる。

経路の優先順

例えば、Ciscoの場合、

  1. 静的経路
  2. eBGP
  3. OSPF
  4. RIP
  5. iBGP

の順に優先されてルーティングテーブルに載る。

キープアライブメッセージ

BGPではピアリング先にキープアライブメッセージで生存を通知する。ちなみにOSPFではHello、VRRPではVRRPアドバタイズメントで生存を通知する。

MED

BGPのパスアトリビュート。MULTI_EXIT_DISCの略。eBGPピアに通知。値が小さい方が優先される。

LOCAL_PREF

BGPのパスアトリビュート。iBGPピアに通知。値が大きい方が優先される。

ピアリング

BGPで、経路情報の交換を行うための接続。経路情報の交換はTCPで行う。ちなみにOSPFでは、マルチキャストで経路情報の交換を行う(なのでトランスポートプロトコルUDP)。

参考文献

『ネスペR3 - 本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説 情報処理技術者試験』左門 至峰、平田 賀一共著、技術評論社